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Project CLEAR #005 ブランドコンセプトは、思いつきでは作れない。 Column| Project CLEAR

ブランドコンセプトは、思いつきでは作れない。

「ブランドコンセプトを考えましょう。」

そう言われると、多くの人はキャッチコピーを考え始めます。

でも、本当に必要なのは、印象に残る言葉ではありません。

その会社が「なぜ選ばれるのか」という理由を整理することです。

ブランドコンセプトは、言葉を考える作業ではなく、会社の価値を見つける作業なのです。

「安心」「信頼」だけでは違いにならない。
工務店のホームページを見ると、

・安心の家づくり
・地域密着
・高品質な施工
・信頼と実績

といった言葉が並んでいます。

どれも間違いではありません。

でも、どの会社にも書かれている言葉でもあります。

お客様は、その言葉では会社を選べません。

大切なのは、「この会社だからこその安心」とは何かを言葉にすることです。
 
 
 
 
 
この工務店の価値を整理してみる。
ここまでのProject CLEARで見えてきたことを整理すると、この工務店には次のような特徴がありました。

・地域に根ざしている。
・営業担当だけでなく、現場の職人とも距離が近い。
・完成した後も相談しやすい。
・家を売ることより、長く暮らしを支えることを大切にしている。

これらを並べてみると、共通しているのは「信頼関係」です。

家を建てることが目的ではなく、お客様との信頼を築き続けることが、この会社の価値だと考えました。
 
 
 
 
そこで生まれたコンセプト。

「家を建てる前に、信頼を建てる。」

この一文には、家づくりだけではない、この会社の姿勢を込めています。

営業も、設計も、現場も、アフターサポートも。

すべてがお客様との信頼につながっている。

だから、この言葉は広告のためのキャッチコピーではなく、会社全体の判断基準になります。
 
 
 
 

コンセプトは、すべてのデザインの軸になる。
ブランドコンセプトが決まると、デザインの方向性も自然に決まります。

例えば、

・写真は豪華な建物だけではなく、人の表情も伝える。
・スタッフ紹介を充実させる。
・完成後のサポートをしっかり見せる。
・施工事例だけでなく、お客様とのストーリーも紹介する。

ロゴも、会社案内も、ホームページも。

すべてが同じ考え方でつながります。

これがブランドの一貫性です。
 
 
 
 
effectが考えるブランドづくり。
ブランドは、ロゴから始まるものではありません。

会社の考え方を整理し、それを言葉にし、その言葉をデザインに落とし込む。

その積み重ねによって、「この会社らしさ」が少しずつ伝わっていきます。

だから私たちは、デザインを始める前に、ブランドコンセプトを一緒に考えます。

それが、伝わるデザインの土台になると考えているからです。
 
 
 
 

次回予告

ブランドコンセプトが決まったら、次はロゴです。

でも、ロゴも「かっこいい形」を考えるところからは始めません。

次回は、「ロゴは会社のマークではなく、考え方を形にしたもの」という視点で、コンセプトをどのようにデザインへ落とし込んでいくのかをご紹介します。
 
 
 
 

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