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Project CLEAR #008 会社は、伝えたいことが多すぎる。 Column| Project CLEAR

会社は、伝えたいことが多すぎる。

「これも伝えたい。」「これも載せたい。」

ホームページや会社案内を作るとき、よく聞く言葉です。

会社には伝えたいことがたくさんあります。

・サービス
・実績
・歴史
・想い
・スタッフ紹介
・施工事例
・資格
・設備

どれも大切です。

だから全部載せたくなる。

でも、その結果、お客様には何も伝わらなくなってしまうことがあります。
 
 
 
 

 
情報が多いことと、伝わることは違う。
情報量が多いほど、親切だと思われがちです。

しかし、お客様は最初から会社のことを詳しく知りたいわけではありません。

まず知りたいのは、「この会社は、自分に合っているだろうか。」ということです。

だから最初に必要なのは、情報を増やすことではなく、優先順位を決めることです。
 
 
 
 

 
「全部大事」は、「何も大事じゃない」と同じ。
例えば工務店なら、

・高気密・高断熱
・自然素材
・耐震性能
・自社施工
・アフターサービス
・補助金相談
・デザイン住宅

すべてを同じ大きさで伝えてしまうと、お客様は何を覚えればいいのか分かりません。

一番伝えたいことが埋もれてしまいます。
 
 
 
 

 
一番伝えたいことは、一つでいい。
Project CLEARで考えたブランドコンセプトは、

「家を建てる前に、信頼を建てる。」でした。

この軸があると、判断がしやすくなります。

例えば、スタッフ紹介は必要です。

なぜなら、信頼につながるから。

施工事例も必要です。

でも、写真だけではなく、お客様とのエピソードも載せた方が信頼につながります。

ブランドコンセプトは、「載せる・載せない」を決める基準にもなります。
 
 
 
 
 
デザインは、足し算ではなく引き算。
「もっと大きく。」「もっと目立つように。」

そんな依頼を受けることがあります。

でも、本当に必要なのは、何かを足すことではなく、何かを減らすことかもしれません。

余白を増やす。

言葉を短くする。

写真を絞る。

伝えることを一つにする。

そうすることで、本当に伝えたいことが見えてきます。
 
 
 
 
effectが最初にする仕事。
私たちは、デザインソフトを開く前に、

「何を伝えないか。」

を考えます。

これは、情報を削るためではありません。

一番伝えたいことを、きちんと届けるためです。

整理とは、情報を減らすことではなく、価値を見えやすくすること。

それが、effectの考える情報設計です。
 
 
 
 
 
次回予告

伝えることが決まったら、次は「言葉」です。

同じ内容でも、言葉が変わるだけで伝わり方は大きく変わります。

Project CLEAR #009では、「伝わる言葉は、書くものではなく選ぶもの。」をテーマに、会社の言葉づくりについて考えていきます。
 
 
 
 

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