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目に見えないものをデザインする Topics| Production
会社案内やパンフレットのデザイン制作において、目に見えないものをデザインする機会が多い。
「目に見えないもをデザインする」
それは自分の企業のためではなく、全ては選ぶ側のお客様ためです。
なぜか。それは選ぶ側のお客様があなたの企業や製品をより深く知り、共感したいからです。
お客様は目にする各デザインツールから、選ぶ側のお客様が判断材料を探します。
目に見える情報とは、製品・サービス・価格・企業規模・納期などが言えます。目に見える情報は脳内で「理性」で競合他社と比較しますが、目に見えない企業の全体イメージやコンセプト・ストーリーなどは「感性」で競合他社と比較されます。
理性と感性のバランスが難しいですが、ペルソナやターゲット層を絞り込み、理性と感性のバランスを整えた各デザインツールを設計し、競合他社と競い合って、「理性」より「感性」で選んでもらえることがとても大切な選ばれ方だと思います。時間はかかりますが、企業・製品・サービスのファンを育てていくということです。ただ忘れてはいけないのは、あなたはお客様ではないということ。目線は選ぶ側、お客様の立場に立って考えていくことです。
デザインの糸口
各デザインツールのデザイン制作の際には、製品・サービス・価格・企業規模などはそれを糸口にデザイン制作は進めていけますが、企業の雰囲気やイメージはそれだけではデザイン制作の糸口としては少なく、企業の理念・ビジョン・サービスなどや企業内のインテリア・雰囲気などあらゆるものがデザインの糸口の鍵となります。
お打ち合わせの際に社内を観察したり、Webサイトからヒントを得たり、今まで作成してきたツールを見せてもらう事もあります。様々な方向からその企業のデザイン傾向を判断し、今回制作するデザインの糸口としています。
「目に見えないもをデザインする」
それは自分の企業のためではなく、全ては選ぶ側のお客様ためです。
各ツール制作の際には、全体の情報整理や掲載整理、役割分担の整理をしながら、各デザインツールから「感性」が伝わるデザインツールを計画してみてはいかがでしょうか。
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