企業名の「KEY NOTE」からの発想でノートのような装丁に。

本物のノートに近づけるために、背表紙にノートの黒紙とラベルを貼り、全体的に柔らかいイメージを作るために手触り感のあるアラベールを全ページ使用し、手で触っても優しが伝わるようにしています。

中面には5種類の簡単なキーワードをタイトルに使い、全体的に写真の多い構成にし、ビジュアルでも柔らかさを伝えていけるようにしています
　
　
ノートに使用したフールス紙
会社案内の最終ページの後に品質を保証する透かし模様が入った筆記特性に優れたフールス紙を20ページほど入れ込み製本しています。

フールス紙を入れた理由としては、お客様と担当者との打合せの際に実際メモやお子様にもラクガキなどもしてもらい、この会社案内をご自宅購入後に当時の打ち合わせの記録や家、家族の記録として共に残してもらえるようにと想いを込めて制作していきました。

フールス紙
品質を保証する透かし模様が入った筆記用紙「フールス紙」を使用。フールス紙は、印刷のためではなく、あくまでも書くために作られた大変品質の高い紙となっており、一般によいとされている上質紙よりもひと工程多く、丁寧に漉いて作られています。

アラベール-FS
繊細な風合いで優しい手触りをもつ非塗工印刷用紙として開発が始まり、1989年に発売されました。
高い印刷適性と発色性を保ちながら、柔らかい風合いを失わず、ナチュラルで気品のある印刷表現を可能にします。落ち着いた色合いの5色の色物と、白物はナチュラル、ホワイト、スノーホワイトの3色に加え、高白色のウルトラホワイトがラインナップされ、印刷用紙としてあらゆるご要望に応えられる高品質のファインペーパーとして高い評価を受けています。
紙情報：TAKEO

Created like a notebook with the idea from the company name “KEY NOTE”.

In order to make it closer to a real notebook, the notebook’s black paper and label are affixed to the back cover, and a touch of arabale is used on all pages to create an overall soft image so that gentleness can be transmitted even when touched with the hand. It is.

On the inside, five simple keywords are used in the title, and the overall composition is such that there are many photos, so that the visual can convey the softness.
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Fouls paper used for notes
After the last page of the company profile, about 20 pages of fools paper with excellent writing characteristics, including a watermark pattern that guarantees quality, are bound and bound.

The reason why I put fools paper was that when I had a meeting with the customer and the person in charge, I actually had a memo or a child with graffiti, etc. I made it with the desire to leave it together.

内容 : 会社案内パンフレット
仕様 : A4 無線綴じ 24P + ノート20P
紙質 : アラベール ナチュラル 150kg / ノート使用紙 フールス紙

Creative Direction :Hiroshi Nishimura
Designer : Hiroshi Nishimura